とても危険な妊娠中毒症
妊娠中毒症は、妊婦全体の約30パーセントにみられ、高血圧やタンパク尿、むくみなどが主な症状です。これらの症状が悪化する事で、胎盤の早期剥離や肺水腫、それから脳出血に腎障害、そして子癇(全身痙攣)を引き起こし、早産や死産の原因になることもあり、さらには母体の命さえ危ぶまれる事もある大変恐ろしいものなのです。また、赤ちゃんにも悪影響を与えます。どのような悪影響かと申しますと、血液循環が悪くなるために赤ちゃんに十分な血液を送る事が出来なくなり、赤ちゃんの発育に大きな影響を与えるのです。
この妊娠中毒症は、はっきりとした原因はまだ解明されていない状態です。妊娠中毒症として知られてきたこの病気は、2005年に妊娠高血圧症候群と名前が変わりました。妊娠中毒症は自覚症状がないため、気付いた時には手遅れになることもあり、大変危険なものなのです。妊娠中毒症を予防するためにも、妊娠中の母体の管理は怠る事は出来ません。
特に、お母さんの体重の増えすぎは妊娠中毒症を引き起こす原因になります。間食や暴飲暴食などは控え、減塩、減カロリーを心がけるようにしましょう。勿論睡眠不足もよくありません。毎日しっかりと睡眠時間を確保するようにしましょう。バランスの取れた食生活を送り、インスタント食品やファーストフードなどは極力控えるようにした方がよいでしょう。気付かないうちに進行する妊娠中毒症の事もあり、妊娠中の検診はとても重要なのです。分娩後も妊娠中毒症の症状が続くような場合もありますので、十分に気をつけるようにしてください。
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子宮外妊娠の症状と危険性
子宮外妊娠とは、言葉の通り子宮以外の場所で着床してしまう状態のことを言います。子宮内膜症や、喫煙、加齢などが子宮外妊娠の危険因子として考えられています。妊婦全体では、大体1パーセントの方に見られる症状です。
子宮外妊娠のうちの99パーセントが卵管妊娠であるようです。他にも腹膜や、卵巣での妊娠もあるようです。また子宮外妊娠の20パーセントの方に反復が認められるようです。この場合の症状としては、ひどい下腹部痛や出血がありますので、不安になったらすぐに病院にいって下さい。治療法としては、薬物による治療と手術による治療とに分かれます。治療法の選択は、症状や着床場所以外にも、結婚しているかどうかという事や、子供の有無、今後の出産希望などを相談の上で決めていきます。
もしお腹の中で出血してしまっている場合には、緊急手術が行われることもあります。緊急性が少なければ腹腔鏡下手術も考えられます。一方で薬物を使った治療では、抗がん剤の一種が使われ、全身投与か局所投与かが行われるようです。いくつかの条件もあり、どなたでも薬物治療が可能と言うわけではないようです。
すでに妊娠中期以降の場合には、胎児の体外での生存が可能な時期を待ってから手術を行うといった事もあるようですが、頸管妊娠である場合、母体が大量出血を起こす心配もあるため、今後出産希望がない場合は、子宮を全て摘出する事もあります。このように、子宮外妊娠は非常に大変ばことで、妊婦さんにとってはとても辛いものです。このような辛い状況においては、家族の支えがとても大切です。精神的にもかなりショックが大きいと考えられますので、心のケアも忘れずにしてあげてください。
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妊娠中の薬の服用について
風邪を引いたり、頭痛がしたりといった症状は、妊娠中でも起こりうることです。普通ならばこのようなことになった場合、やはりお薬を飲むのが一番だと思いますが、妊娠中の方は安易に薬を飲まないように注意が必要です。お薬が赤ちゃんに悪影響を及ぼさないように注意を払いましょう。
また、妊娠している事に気付かず薬を飲んでしまったことを心配される妊婦さんはとても多いようですが、妊娠4週目以前ならば、赤ちゃんの器官への異常などの心配はほとんどないと言えます。また特別なお薬を除き、妊娠4週目以降であっても、薬の用法・容量を守って服用していたものならばほとんど心配は要らないでしょう。妊娠4週から10週までの間が一番薬の影響を受けやすい時期ではありますが、赤ちゃんに奇形を及ぼすようなお薬はごくわずかなものであり、医師の指導をきちんと受けていて、用法、容量を守って服用していれば特に問題はなと思います。
妊娠10週目以降になると薬の影響は出にくくなりまが、だからといって体調不良で勝手にお薬を飲むことはやめてください。必ず医師の判断を仰いでから服用するようにしてくださいね。もし、妊娠の可能性が考えられるような方は、日ごろから薬の服用には気をつけるように心がけておいてください。市販薬はほとんどの場合問題ありませんが、用法・用量はきちんと守る事が重要です。
とはいえ、やはり安易な自己判断はやめて、ちゃんと医師に相談するのが一番だと言えます。湿布薬や塗り薬についても心配はほとんど要らないと思いますが、念には念をいれたいですからね。また、お父さんが飲んでいる薬についても、薬の成分が遺伝子に異常を起こすようなものでない限りほとんど問題はありませんが、赤ちゃんの出産は夫婦で取り組むべきことですから、日頃から薬を服用しているお父さんもちょっと注意してみて下さいね。
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妊娠中の喫煙がもたらすリスク
ご存知の事かと思いますが、妊娠中の喫煙は絶対に厳禁です。タバコの煙には、血管を細くするニコチン、酸素を奪う一酸化炭素、発がん性物質のベンゼン、アンモニア、ねずみ駆除剤でも使われるシアン化水素、ホルムアルデヒドなどといった、体にとってとても有害な物質が沢山詰まっています。
このような有害な物質を妊娠中の妊婦さんが吸い込むと言う事は、赤ちゃんにも大きな影響を与える事になります。お母さんがタバコを吸うと、まず赤ちゃんの栄養状態が悪くなります。小さい赤ちゃん、つまり低出生体重児が産まれる危険性が高まります。他にも早産の危険性や、出血、前置胎盤、常位胎盤早期剥離など、出産に関わる様々な危険も伴います。
また、お母さんがタバコを吸うことで血液中の酸素が減ってしまい、赤ちゃんは酸欠のような状態になってしまうのです。可愛い赤ちゃんがお腹の中で苦しんでいる状態を想像してみてください。とてもかわいそうですよね?自分に少しでも妊娠の可能性があるのならば、絶対に喫煙をするのはやめましょう。
もちろんタバコを吸うのがよくないのは妊婦さんだけではありません。周りの方の喫煙も大問題なのです。妊婦さんではなくお父さんが吸っていた場合でも、副流煙で同じことが言えるのです。赤ちゃんが大切なのならば、今すぐ喫煙はやめ、周りの方もそれに協力すべきです。周囲の協力なくしては、元気な赤ちゃんを産む事は難しいからです。
近年では、女性の喫煙は増加傾向にあると言われています。妊娠したらやめるのではなく、妊娠する前から徐々にタバコの量を減らしておき、子供を作ると決心する前には、タバコはやめておく方が自分の体のためにもよいことなのです。禁煙グッズなどを使って禁煙するのもよい方法でしょう。妊娠前から少しづつ禁煙を始めてく、元気な赤ちゃんを産んであげてください。
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